「あなたは、私を諭して導き、後には栄光のうちに受け入れてくださいます。」(詩篇73:24)
この聖句は昔、私が生涯献身を求めて断食祈祷していた京都のビジネスホテルの一室で与えられたものです。なかなか確信が与えられず悶々としていた朝方、たまたま開いていたページがこの詩篇73篇でした。この聖句に触れたとき、私は直感で、主が諭し導いてくださるのなら、私はありのままで従おうと決心したのです。そして、「後には栄光のうちに受け入れてくださる」ということばには、主の十字架による勝利と栄冠が輝いて見えたのです。
あれから、早くも40年になろうとしています。振り返ると間違いなく主の諭しと導きは真実であり、残された人生にも神の栄光の希望が溢れているのです。この聖句の前節には、「あなたは私の右の手をしっかりとつかんでくださいました」とあります。愛と恵みの主が常にともにおられるゆえに、この小さな私に溢れる喜びが与えられているのです。
*「アントニオ」とはラテン語で大変貴重なものという意味 (2024.5.2)
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