Pastor Macky 69の『いのちのパン』
アントニオいのち68
「信仰は行いによって完成されました。」(ヤコブ2:22)
<His faith was made complete by what he did.>
このことばは、信仰の父アブラハムが神の祝福の子イサクを祭壇に献げたその行いによって義と認められたことを受けて、主の兄弟ヤコブによって記されています。
このことは、神が愛する御子を十字架に明け渡した型であるといわれています。
幼い頃から兄であるイエスの言動を目の当たりにし、十字架の死と復活の目撃者でもある彼は、後にエルサレム教会の指導者となります。
迫害によって散らされたユダヤ人キリスト者に対して、「信仰は行いが伴わないなら、それだけでは死んだものだ」と戒めているのです。
私たちの信仰は、真実な神のみことばに生きるその生き様です。
神の国とその義を第一とし、主にある交わりの中で共に祈り、神の愛を具体的に行うのです。
現代の混沌とした世にあって、行いの伴う信仰者として歩ませていただきましょう。
*「アントニオ」とは、ラテン語で大変貴重なものという意味 (2022.3.10)