2025年– date –
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◯ Pastor Macky 72の『いのちのパン』アントニオいのち238
アントニオいのち
ダビデが自分の家に住んでいたとのことである。ダビデは預言者ナタンに言った。「見なさい。この私が杉材の家に住んでいるのに、主の契約の箱は天幕の下にある。」(第一歴代17:1) 私たちは今、『みことばの光』を通して第一列王記を通読し、ダビデの子ソロモンが荘厳な神殿を七年で建て、さらに自分のために神殿の四倍もある宮殿を十三年かけて建設したところを学んでいます。父ダビデが神に許されなかった神殿建設が息子ソロモンによって実現するのです。しかし、その背後にあるのは今朝のみことばのように、父ダビデの信仰が土台にあることを忘れてはなりません。ダビデは息子のために、有り余るほどの金、銀、銅、宝石、そして優れた職人たちを残していたのです。第一歴代誌22... -
聖霊の力を信じて
説教要約
「聖霊があなたがたの上に臨むとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、さらに地の果てまで、わたしの証人となります。」使徒の働き1章8節 [聖書]ヨエル2:18-32 本日は、主の復活から50日目、主の昇天から10日目のペンテコステの主日にあたります。主が弟子たちに語られたもう一人の助け主である聖霊が彼らの上に降るのです。ペンテコステの出来事は使徒の働きの2章に記されています。使徒たちが集まっていた所に、突然天からの激しい風が吹いて来たような響きが起こり、炎のような舌が分かれて現れ、一人ひとりの上にとどまったというのです。(cf.使徒2:1-3) すると彼らは聖霊に満たされ、御霊が語らせるまま他国のいろいろ... -
◯ Pastor Macky 72の『いのちのパン』アントニオいのち237
未分類
協議によって計画は確かなものとなる。すぐれた指揮のもとに戦いを交えよ。(箴言20:18) 新改訳第3版では、次のように訳されています。「相談して計画を整え、すぐれた指揮のもとに戦いを交よ。」一言でいうなら、整えられたすぐれた戦略が勝利のために大切だということでしょう。 私たちの人生は戦いの連続です。第一はサタンの誘惑との戦いです。サタンの巧みな策略に打ち勝つためには油断大敵です。そのために大切なことは、サタンの試みに勝利し、さらには十字架の死に勝利された復活のイエス・キリストの中にとどまり、信仰による祈りとともに、主のみことばに信頼することです。第一ヨハネ5章に、「私たちの信仰、これこそ世に打ち勝った勝利です。」とあります。私たちの総... -
変わらぬ土台の上に立って
説教要約
イエス・キリストは、昨日も今日も、とこしえに変わることがありません。様々な異なった教えによって迷わされてはいけません。ヘブル13章8-9節 [聖書]ヘブル13:7-25 優子姉があすなろでの生活を始めてから、水曜夜の祈祷会が五人となり、とても充実した学びと祈りのときが継続されています。主にある集まりは人数の大小ではないのですが、昔から「祈祷会が祝福されると教会は成長する」と言われていますから、心を合わせて共に祈ることはとても大切です。千葉で文枝姉と優子姉が通っていたハウスチャーチのリーダーが、「聖書には多々誤りがあるからキリストの御名によって祈ることはやめます」と言って解散宣言し、十数名いた信徒と求道者は、分裂し途方に暮れていました。... -
◯ Pastor Macky 72の『いのちのパン』アントニオいのち236
アントニオいのち
“何よりもまず、互いに熱心に愛し合いなさい。愛は多くの罪をおおうからです。”(1ペテロ4:8) このペテロのことばは、「万物の終わりが近づきました。」(v.7)との前節に続くものです。昨今、社会の核である家族の間に悲惨な事件が相次いで起きています。特に若い世代の短絡的、衝動的な事件が目につきます。デジタル化社会の中で、人との触れ合いが希薄になったためでしょうか。また世界規模の紛争にも徹底的に相手を潰すことが目的とされているようです。「共存、共栄」という愛と平和の理念はどこに行ったのでしょうか。冒頭の聖句を思うに、箴言10章12節の「憎しみは争いを引き起こし、愛はすべての背きをおおう」が頭に浮かびます。冒頭の「何よりも互いに熱心に愛し合いな... -
信仰による希望
説教要約
信仰がなければ、神に喜ばれることはできません。神に近づく者は、神がおられることと、神がご自分を求める者には報いてくださる方であることを、信じなければならないのです。ヘブル11章6節 [聖書]ヘブル11:1-16 先週、カメラを片手に平和公園を散策して来ました。チューリップの花はしおれて散り、ツツジが真っ赤に咲いていましたが、私が目についてシャッターを切ったのは、木々の新緑の鮮やかさです(週報写真)。そして、厳しい寒さを耐えて来たその木々に、「木には望みがある。たとえ切られてもまた芽を出し、その若枝は絶えることがない」というヨブ記14章の聖句を思いました。人間は、人との信頼関係が崩れると孤立し、独善的な考え方に陥ります。それはクリスチャ... -
◯ Pastor Macky 72の『いのちのパン』アントニオいのち235
アントニオいのち
“私たちの主の恵みは、キリスト・イエスにある信仰と愛とともに満ちあふれました。”(1テモテ1:14) 神の恵みが心にあふれるとはどんなことでしょう。「恵み」とは聖書の最も重要なキーワードの一つです。ギリシャ語では「カリス」で、恩恵、寵愛、優しさを意味することばですが、新約聖書では、イエス・キリストの十字架の死と復活によってもたらされる救いによる新しいいのちが無償であり、人種を超えて広く世界の人々に及ぶことを強調することばです。それは、十字架のキリストを信じる者に与えられる無償の恵みであり特権です。使徒パウロは、「十字架のことばは、滅びに至る人々には愚かであっても、救いを受ける私たちには、神の力です」(1コリント1:18)とも述べています。罪深... -
永遠の大祭司イエス
説教要約
イエスは、ほかの大祭司のように、まず自分の罪のために、次に民の罪のために、毎日いけにえを献げる必要はありません。イエスは自分自身を献げ、ただ一度でそのことを成し遂げられたからです。ヘブル7章27節 [聖書]ヘブル7:24-28「りんごの花が満開だ」という情報を耳にして、先週、浪岡の道の駅アップルヒルズに行き、初めてりんごの花をじっくりと観察し、撮影して来ました。枝から芽を出し、蕾となり、可憐な花を咲かせた後、それから立派なりんごの実を結ばせることに、主が弟子たちに語られた「わたしはぶどうの木、あなたがたは枝です」(ヨハネ15:5)とのみことばを思い浮かべていました。 私たちキリスト者は、キリストに繋がっていて豊かな御霊の実を結ぶのです。パウロは... -
◯ Pastor Macky 72の『いのちのパン』アントニオいのち234
アントニオいのち
悪に負けてはいけません。むしろ、善をもって悪に打ち勝ちなさい。(ローマ12:21) 私は勝負にこだわるボクサーでした。アマとプロで試合をし、勝ちも負けも経験しました。相手を打ち負かして勝利したときの喜びは、それまでの減量苦や受けたパンチの傷などは勲章にように思えたくらいです。そんな私がある日、絶望のどん底に陥ったときに、聖書のみことばに触れ、キリストの十字架の愛を知り、信仰によってまことの勝利を知ったのです。「私たちの信仰、これこそ世に打ち勝った勝利です。」(ヨハネ5:4)私は今、このみことばを実感しています。パウロはこの素晴らしい恵みのゆえに「あなたがたを迫害する者たちを祝福しなさい。祝福すべきであって、呪ってはいけません」(v.14)と注意を... -
私たちを執り成す大祭司
説教要約
イエスは、自ら試みを受けて苦しまれたからこそ、試みられている者たちを助けることができるのです。ヘブル2章18節 [聖書]ヘブル2:1-18 昨日から『みことばの光』はヘブル書に入りました。本書は、「ヘブル人への手紙」とされているのに、発信者の名前も宛先も記されておらず、著者が誰であるかは断定されていません。使徒パウロが有力であるとされていましたが、その他にバルナバ、雄弁なアポロ、ルカ、シラス、ローマのクレメンスなどという名が挙げられましたが、決定的な証拠が無く、初代教父のオリゲネスが、「この書の著者は神のみぞ知る」という名言を残しました。また、この手紙の受取人についても不明ですが、全体の文脈から考えて、迫害と困難の中にあって、神から離れ...
