2025年– date –
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偉大な神の全能性
説教要約
ああ、神、主よ、ご覧ください。あなたは大いなる力と、伸ばされた御腕をもって天と地を造られました。あなたにとって不可能なことは一つもありません。エレミヤ32章17節 [聖書]エレミヤ書32:1-25 私たちの教会の年度の歩みも残すところ二ヶ月を切りました。来月21日は、『クリスマス礼拝&子どもクリスマス会』が開催されます。クリスマスとイースターの恵みの主が、この一年、私たちをどのように導いて来られたでしょうか。どんなに辛いことがあったとしても、私たちは、今も生かされていることを覚えて、今これからも主が私たちを力強い御腕を持って導いてくださることを信じ期待して歩ませていただきましょう。 本日の説教は、先週水曜日の通読箇所からです。32章前半のエレミ... -
◯ Pastor Macky 72の『いのちのパン』アントニオいのち259
アントニオいのち
「見よ。わたしはすべての肉なる者の神、主である。わたしにとって不可能なことが一つでもあろうか。」(エレミヤ32:27) この聖句は、預言者エレミヤがバビロン軍によるエルサレム包囲中、監禁されていた状況下で主によって語られたことばです。南ユダ王国は滅亡の危機にありました。この絶望的な状況の中で、神はエレミヤに彼の故郷アナトテの畑を買い戻すように命じます。このとき、エルサレムは陥落寸前で、土地の価値は大暴落していました。このような状況で土地を購入することは人間的視点からは、まったく無意味なことでした。しかし、このエレミヤの畑の購入は、バビロン捕囚後の回復と帰還を象徴するものでした。神はイスラエルの民が再び故郷に帰り、家と土地を購入し、安ら... -
神のあわれみと回復の約束
説教要約
わたしのしもべヤコブよ、恐れるな。―主のことばーイスラエルよ、おののくな。見よ。わたしが、あなたを遠くから、あなたの子孫を捕囚の地から救うからだ。ヤコブは帰って来て、平穏に安らかに生き、脅かす者は誰もいない。エレミヤ30章10節 [聖書]エレミヤ書30:1-24 教会の運営年度もあと残すところふた月になりました。『自らを献げる信仰』という年間主題で歩ませていただいていますが、周囲の出来事に気持ちが削がれ、それどころではなかったと言うのが私たちの本音かも知れません。 それは、今私たちが通読しているエレミヤ書におけるユダの民もそうでした。近隣諸国の圧力で安心できず、「平安がないのに平安だ」と民の祭司や預言者たちが言い張っていたのですから。&nbs... -
◯ Pastor Macky 72の『いのちのパン』アントニオいのち258
アントニオいのち
“そのとき、若い女は踊って楽しみ、若い男も年寄りも共に楽しむ。「わたしは彼らの悲しみを喜びに変え、彼らの憂いを慰め、楽しませる」” (エレミヤ31:13) この聖句は、南ユダのバビロン捕囚からの帰還と神との関係の回復というユダの民にとっての大きな希望が語られています。『涙の預言者』と呼ばれるエレミヤ書全体の中でも特に慰めと希望に満ちた『慰めの書』と呼ばれる部分です。かつて破壊され、火で焼かれ、嘆きと悲しみに包まれていたエルサレムとユダの地に、再び新しいいのちの喜びが満ち溢れる様子が描かれています。それは単に物理的な再建だけではなく、民の信仰心、霊的な回復をも意味しているのです。このエレミヤ書の「悲しみを喜びに変え」とは、神の救済計画の究極... -
主のことばは必ず成る
説教要約
わたしは、この地の上にわたしが語ったすべてのことばを実現させる。それは、エレミヤが万国について預言したことで、この書に記されているすべての事柄である。エレミヤ25:13 [聖書]エレミヤ書25:1-14 2025年というこの一年も、あと二ヶ月ほどで終わろうとしています。私にとっては試練の年でもありましたが、新しい歩みへの転換の年ともなりました。 先週、写真家の先生から八甲田の紅葉は、今が最高とのお知らせを受け、今週の週報作成のために撮影に行ってまいりました。今年は寒暖の差が激しかったこともあり、絶景の紅葉を写真に収めることができました。こうして大自然の恵みに触れる時、私のような小さな者を愛して生かしてくださる偉大な神に、感謝と賛美をささげずに... -
◯ Pastor Macky 72の『いのちのパン』アントニオいのち257
アントニオいのち
“ 被造物は切実な思いで、神の子どもたちが現れるのを待ち望んでいます。” (ローマ8:19) 2025年は日本国内においてアーバンベアの出没が相次ぎ大騒動となり、尊い人のいのちも失われています。問題のクマたちも生き長らえるために必死なのでしょう。このことは、私たち人間の手によって自然体系が大きく変えられてしまったことが起因しているのです。冒頭の聖句は、被造物さえも現在の困難や不完全な状態から解放されることに希望を持っていると言うのです。神は創造のはじめに「生めよ。増えよ。地に満ちよ。地を従えよ。…地を這うすべての生き物を支配せよ。」(創1:28)と最初の人アダムとエバを祝福しました。これは、人間が神の被造世界の良き管理者としての務めを委ねられてい... -
◯ Pastor Macky 72の『いのちのパン』アントニオいのち256
アントニオいのち
“ 主がシオンの繁栄を元どおりにされたとき、私たちは夢を見ている者のようであった。” (詩篇126:1) あなたはこれまでの人生の中で、夢のような幸せを感じたことがありますか? 私は、キリストを信じ、50年以上になりますが、苦しみの中にあっても不思議と心に平安が与えられ、ひしひしと幸せを感じることがあります。冒頭の詩篇の表題には、『都上りの歌』とあります。イスラエルの民は、年に3回行われる「過越の祭り・七週の祭り・仮庵の祭り」という三大祭りの際に、家族や村の仲間と一緒に声を揃え、主を讃えながらエルサレムの神殿を目指して都に向かったのです。「元どおり」とは、バビロン捕囚からの解放とエルサレムへの帰還という神による奇蹟... -
私たちの信仰
説教要約
主よ。私は知っています。人間の道はその人によるのではなく、歩むことも、その歩みを確かにすることも、人によるのではないことを。エレミヤ10章23節 [聖書]エレミヤ10:1〜25 先週火曜日の朝方、いつもの「今朝のみことば」を配信する前に、私は臨場感あふれる夢を見ていました。 大きなホテルの会場で、キリスト教会の全国集会が開催されていたのです。私は、肩にカメラをぶら下げ、集会の資料を配布する奉仕をしていました。集会が始まると、こんなメッセージが心に響いて来たのです。「出エジプトのイスラエルの民は、移動する先々で幕屋を張り、神への礼拝を献げました。しかし今、私たちの心にはキリストが共におられます。ですから、いつも、どこにいても、私たちは神に礼拝を... -
◯ Pastor Macky 72の『いのちのパン』アントニオいのち254
アントニオいのち
“ 聖書はこう言っています。「この方に信頼する者は、だれも失望させられることがない。」” (ローマ10:11) 人を信頼して、裏切られるような思いをし、失意落胆することはよくあることです。しかし、パウロは、「この方に信頼する者はだれも失望させられない」と教えています。「この方」とは、救い主イエス・キリストを指しています。この聖句は、イザヤ書28章16節の引用ですが、イザヤは、「シオンに一つの石を礎の石として据える」と語っています。これは、神がご自身の救いの計画として「一つの石」を置くという約束が、キリストの十字架の死と復活によって成就することを指し示しているのです。人に裏切られ、失望することがあったとしても、分け隔てなく、私たちの罪のた... -
◯ Pastor Macky 72の『いのちのパン』アントニオいのち253
アントニオいのち
" あなたがたが新しく生まれたのは、朽ちる種からではなく朽ちない種からであり、生きた、いつまでも残る、神のことばによるのです。"(1ペテロ1:23) 私たちの教会では、兄弟姉妹の誕生日を覚えて祝福の『Happy Birthday』 を皆で歌います。そのとき、私がいつも思うのは、キリストを信じ「新しいいのち」をいただいたときのことです。“古いものは過ぎ去って、見よ、すべてが新しくなりました”(IIコリント)のみことばに、罪赦され、神の子とされた人生は、いのちの糧である「神のことば」によって豊かに成長することを実感しているのです。ペテロは、冒頭の聖句の文脈で、「草はしおれ、花は散る。しかし、主のことばは永遠に立つ」とイザヤのことばを引用しています。私たち人間には限界...
