説教要約– category –
-
共におられる神
説教要約
すべてのことには定まった時期があり、天の下のすべての営みに時がある。伝道者3章1節 [聖書]伝道者3章1節-8節 本日からいよいよ2025年のアドベント(待降節)の第一週に入ります。 今年もいろいろありましたが、神さまの最大の恵みを覚えるクリスマスを迎えようとしています。クリスマスは、「神は私たちと共におられる」(マタイ1:23)と訳される『インマヌエル』のイエス・キリストの誕生を記念するお祝いの日です。 私たちは本年、旧約聖書の歴史書、預言書、知恵文学から神の民イスラエルと神との関係から、彼らの不信仰という事実を自分の信仰が問われるように重い気持ちで学びました。北イスラエルのアッシリヤによる滅び、南ユダ王国のバビロン捕囚とエルサレム崩壊、さら... -
絶望の中にあっても
説教要約
わたしは必ずあなたを助け出す。あなたは剣に倒れず、あなたのいのちは戦勝品としてあなたのものになる。あなたがわたしに信頼したからだ。―主のことば エレミヤ39章18節 [聖書]エレミヤ書39:1-18 先週木曜の朝9時から行われた婦人会では、『聖書の女性たち』から旧約に登場する女性たちの中で最悪の女と言われるアハブ王の妻「イゼベル」についてともに学びました。 なぜイゼベルかというと、彼女の心には生ぬるさがなく、良くも悪くも徹底して熱く、徹底して冷たいからです。しかし、そんな徹底した彼女の個性が、まことの神ではなく、異教の偶像バアルに徹底した基準があり、絶対的主権を持っておられるまことの神に背いていたことが決定的違いなのです。しかし、彼女の夫... -
偉大な神の全能性
説教要約
ああ、神、主よ、ご覧ください。あなたは大いなる力と、伸ばされた御腕をもって天と地を造られました。あなたにとって不可能なことは一つもありません。エレミヤ32章17節 [聖書]エレミヤ書32:1-25 私たちの教会の年度の歩みも残すところ二ヶ月を切りました。来月21日は、『クリスマス礼拝&子どもクリスマス会』が開催されます。クリスマスとイースターの恵みの主が、この一年、私たちをどのように導いて来られたでしょうか。どんなに辛いことがあったとしても、私たちは、今も生かされていることを覚えて、今これからも主が私たちを力強い御腕を持って導いてくださることを信じ期待して歩ませていただきましょう。 本日の説教は、先週水曜日の通読箇所からです。32章前半のエレミ... -
神のあわれみと回復の約束
説教要約
わたしのしもべヤコブよ、恐れるな。―主のことばーイスラエルよ、おののくな。見よ。わたしが、あなたを遠くから、あなたの子孫を捕囚の地から救うからだ。ヤコブは帰って来て、平穏に安らかに生き、脅かす者は誰もいない。エレミヤ30章10節 [聖書]エレミヤ書30:1-24 教会の運営年度もあと残すところふた月になりました。『自らを献げる信仰』という年間主題で歩ませていただいていますが、周囲の出来事に気持ちが削がれ、それどころではなかったと言うのが私たちの本音かも知れません。 それは、今私たちが通読しているエレミヤ書におけるユダの民もそうでした。近隣諸国の圧力で安心できず、「平安がないのに平安だ」と民の祭司や預言者たちが言い張っていたのですから。&nbs... -
主のことばは必ず成る
説教要約
わたしは、この地の上にわたしが語ったすべてのことばを実現させる。それは、エレミヤが万国について預言したことで、この書に記されているすべての事柄である。エレミヤ25:13 [聖書]エレミヤ書25:1-14 2025年というこの一年も、あと二ヶ月ほどで終わろうとしています。私にとっては試練の年でもありましたが、新しい歩みへの転換の年ともなりました。 先週、写真家の先生から八甲田の紅葉は、今が最高とのお知らせを受け、今週の週報作成のために撮影に行ってまいりました。今年は寒暖の差が激しかったこともあり、絶景の紅葉を写真に収めることができました。こうして大自然の恵みに触れる時、私のような小さな者を愛して生かしてくださる偉大な神に、感謝と賛美をささげずに... -
私たちの信仰
説教要約
主よ。私は知っています。人間の道はその人によるのではなく、歩むことも、その歩みを確かにすることも、人によるのではないことを。エレミヤ10章23節 [聖書]エレミヤ10:1〜25 先週火曜日の朝方、いつもの「今朝のみことば」を配信する前に、私は臨場感あふれる夢を見ていました。 大きなホテルの会場で、キリスト教会の全国集会が開催されていたのです。私は、肩にカメラをぶら下げ、集会の資料を配布する奉仕をしていました。集会が始まると、こんなメッセージが心に響いて来たのです。「出エジプトのイスラエルの民は、移動する先々で幕屋を張り、神への礼拝を献げました。しかし今、私たちの心にはキリストが共におられます。ですから、いつも、どこにいても、私たちは神に礼拝を... -
倍増する力と喜び
説教要約
一人なら打ち負かされても、二人なら立ち向かえる。三つ撚りの糸は簡単には切れない。伝道者4章12節 [聖書]伝道者4:7〜12 私たちは今、伝道者の書を通読し、賢者ソロモンの人生経験から、神なき人生の空しさと神を信頼する者の恵みと力についての教訓を学ばせていただいております。先週も水曜夜の聖書研究祈祷会において伝道者の書3章から学び、ともに近況と祈りの課題を分かち合い、『祈りの手帳』を通して、兄弟姉妹のために祈り合うことが出来ました。使徒パウロは、「喜ぶ者とともに喜び、泣く者とともに泣きなさい」(ローマ12:15)とキリスト者の生き様を奨励しています。私たち教会の一人ひとりは、一つのキリストのからだを形成し、一人ひとりがそのからだの... -
あふれる主の恵みによって
説教要約
私たちの主の恵みは、キリスト・イエスにある信仰と愛とともに満ちあふれました。第1テモテ1章14節 [聖書]第1テモテ1:12-20 みなさんとは半月ぶりの再会となります。私たちの夏季休暇の間、二週に渡って『賛美&証し礼拝』を行なっていただきました。私たちは、初回は北上聖書バプテスト教会(保主バプテスト)の教会で礼拝を守り、先週は小湊キリスト教会(同盟教団)で礼拝を守らせていただきました。二週間に渡る車での旅で1800キロを走行しました。背後の祈りにも支えられて、私たちの思いを超えた主の導きがあり、120%の恵みと祝福を味合わせていただきました。 特に優子さんのご親戚とご両親との交わりは神の愛に包まれて、喜びにあふれる時間でした。愛もまこと... -
主の尽きないあわれみ
説教要約
主は、アブラハム、イサク、ヤコブとの契約のゆえに、彼らを恵み、あわれみ、顧みて、彼らを滅ぼし尽くすことは望まず、今日まで、御顔を背けて彼らを捨てることはなさらなかった。第2列王13章23節 [聖書] II列王記13:14〜23 本日の箇所は、エフーの孫ヨアシュが12代目の王であった紀元前800年頃の出来事です。日本なら縄文時代晩期にあたり、まだ国家がなく、小規模な集落が各地に点在していたと言う時代です。指導者はいましたが、イスラエルのような国を統率し導くような王はなく、祭祀や経験に優れた人物がその役割を果たしていたと伝えられています。 先週、私たちはお盆の時を、私たちの存在のルーツである親やご先祖のことを思いながら過ごしました。私たちが、今こうし... -
神の計画と絶対的主権
説教要約
これから後もわたしは神だ。わたしの手から救い出せる者はない。わたしが事を行えば、だれがそれを戻せるだろうか。イザヤ43章13節 [聖書] II列王記9:1-13 私が特定の方々に配信している先週金曜日の「今朝のみことば」に、イザヤ43章13節の聖句を引用して、今私たちが通読しているⅡ列王記の解説をさせていただきました。それは、人知を超えた神の計画とその働きに、神の絶対的主権を私たちは知ることができるということです。神に背き、偶像に浸るイスラエルの王たちに、再三、エリシャは悔い改めて神に立ち返るべきことを伝え、神の怒りとそのさばきを告げるのですが、彼らはいっこうに耳を傾けようとはせず、結局のところ、エリシャのことば通り、神のさばきに触れ、自ら...
