“自分に関することについては、できる限り、すべての人と平和を保ちなさい。”(ローマ12:18)
「平和を保ちなさい」という、このパウロのことばの前節には「だれに対しても悪に悪を返さず、すべての人が良いと思うことを行うように心がけなさい。」(v.17)とあります。パスカルの『パンセ』に、「わずかなことが私たちを悲しませるので、わずかなことが私たちを慰める」ということばがあります。私自身、人のちょっとした言動で傷つき、また、ちょっとしたことで大きな慰めを得ることがあります。人は考え方の相違によってぶつかり、それが争いに発展することがしばしばです。それが民族や国家間になれば戦争に拡大するのです。ある意味、それが私たち罪深い人間の本性です。しかし、パウロは、キリスト者である限り「すべての人と平和を保ちなさい」と言うのです。パウロはこの章の最後に、「悪に負けてはいけません。むしろ、善をもって悪に打ち勝ちさない。」(v.21)命じておられることを知るのです。
*「アントニオ」とはラテン語で大変貴重なものという意味 (2026.3.19)


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