“ 被造物は切実な思いで、神の子どもたちが現れるのを待ち望んでいます。” (ローマ8:19)
2025年は日本国内においてアーバンベアの出没が相次ぎ大騒動となり、尊い人のいのちも失われています。問題のクマたちも生き長らえるために必死なのでしょう。このことは、私たち人間の手によって自然体系が大きく変えられてしまったことが起因しているのです。冒頭の聖句は、被造物さえも現在の困難や不完全な状態から解放されることに希望を持っていると言うのです。神は創造のはじめに「生めよ。増えよ。地に満ちよ。地を従えよ。…地を這うすべての生き物を支配せよ。」(創1:28)と最初の人アダムとエバを祝福しました。これは、人間が神の被造世界の良き管理者としての務めを委ねられていることを教えています。私たちキリスト者が主の再臨の際、復活のからだを与えられ、救いが完全に成就するとき、被造物もまた本来の姿を取り戻すことを期待しているというのです。
*「アントニオ」とはラテン語で大変貴重なものという意味 (2025.10.24)
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