“ 聖書はこう言っています。「この方に信頼する者は、だれも失望させられることがない。」” (ローマ10:11)
人を信頼して、裏切られるような思いをし、失意落胆することはよくあることです。しかし、パウロは、「この方に信頼する者はだれも失望させられない」と教えています。「この方」とは、救い主イエス・キリストを指しています。この聖句は、イザヤ書28章16節の引用ですが、イザヤは、「シオンに一つの石を礎の石として据える」と語っています。これは、神がご自身の救いの計画として「一つの石」を置くという約束が、キリストの十字架の死と復活によって成就することを指し示しているのです。人に裏切られ、失望することがあったとしても、分け隔てなく、私たちの罪のために十字架上で血潮を流し、救いの御業を成し遂げてくださったキリストを信じて歩む者には、神は「いつも喜び、絶えず祈り、すべての事に感謝」できる決して揺るがぬ、新しいのちの希望を与えてくださるのです。
*「アントニオ」とはラテン語で大変貴重なものという意味 (2025.10.2)
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