すべてのことには定まった時期があり、天の下のすべての営みに時がある。生まれるに時があり、死ぬのに時がある。(伝道者3章1節-2節a)
昔、米国のピート・シーガーと言うフォーク歌手が伝道者の書3:1をもとに『Turn! Turn! Turn! 』というリフレインを入れて歌ったフォークソングを今でも覚えています。その歌い出しは、To everything (turn, turn, turn)There is a season (turn, turn, turn)で、「すべての事には時があり、季節は巡る」というのです。(turn, turn, turn)は、「巡る」というニュアンスです。つまり、この聖句にある「誕生と死」という、人の人生でさえ「天の下」、つまり、神の御手の中で事がなされると言うのです。 しかし、これは、「だからあきらめるしかない」と言う単なる運命論ではなく、伝道者は、どのような時でも神を認め、神の摂理を信じることによって、「神のなさる事は、すべて時にかなって美しい」(v.11)と、神の支配の素晴らしさを賛美することができるのです。
*「アントニオ」とはラテン語で大変貴重なものという意味 (2025.9.11)
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