ダビデが自分の家に住んでいたとのことである。ダビデは預言者ナタンに言った。「見なさい。この私が杉材の家に住んでいるのに、主の契約の箱は天幕の下にある。」(第一歴代17:1)
私たちは今、『みことばの光』を通して第一列王記を通読し、ダビデの子ソロモンが荘厳な神殿を七年で建て、さらに自分のために神殿の四倍もある宮殿を十三年かけて建設したところを学んでいます。父ダビデが神に許されなかった神殿建設が息子ソロモンによって実現するのです。しかし、その背後にあるのは今朝のみことばのように、父ダビデの信仰が土台にあることを忘れてはなりません。ダビデは息子のために、有り余るほどの金、銀、銅、宝石、そして優れた職人たちを残していたのです。第一歴代誌22章14節以降にそれらの具体的な内容が記されています。ソロモンの偉大と思われる功績の背後に、父ダビデの神を助け主として常に自らの前に置いた純真な信仰があったことを決して私たちは見逃してはならないのです。
*「アントニオ」とはラテン語で大変貴重なものという意味 (2025.6.12)
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