悪を行う者に腹を立てるな。不正を行う者にねたみを起こすな。
彼らは草のようにたちまちしおれ、青草のように枯れるのだから。
詩篇37篇1-2節
私たちは、「目には目を、歯には歯を」という旧約の律法を用いて、敵対する相手ととことんやり合ってしまうことがあります。聖書は、それは大きな間違いであることを教えています。ダビデがサウル王に仕えていたとき、王の妬みからいのちを狙われ、また王になってからも息子に謀反を起こされ、いのちを狙われます。そんなダビデが、常に心を注いで祈り求めたのは、ダビデが常に信頼して祈る神の助けでした。そして彼が確信したのが、「主に信頼し、善を行え。地に住み誠実を養え。」(v.3)ということです。今回のみことばは、その前の1節と2節です。目の前に立ちはだかる障壁を主にお委ねするなら、主ご自身が私たちの祈りに応え、信仰の勝利を与えてくださることを信じます。これはまさに、「神の国と神の義を第一に求めよ」と同じ意味であることを覚えます。
*「アントニオ」とはラテン語で大変貴重なものという意味 (2025.2.27)
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