” 私のたましいは黙ってただ神を待ち望む。私の救いは神から来る。神こそわが岩、わが救い、わがやぐら。私は決して揺るがされない。”(詩篇62:1-2)
このダビデの賛歌は、王としてのダビデが息子アブシャロムに謀反を起こされ、いのちを狙われるという重圧の中で、神に望みを置く者としての幸いを告白しています。「神から救いが来る」というダビデの信仰の確信は、「神こそわが岩」という、神の力と絶対的主権、その不変性を表しています。「揺るがされない」とは、ダビデの強い確信です。
私たちも、思わぬ出来事の中で戸惑い悩むことがありますが、このダビデの信仰の確信を覚え、私たちの救い主イエス・キリストは、どんな苦難からも私たちを救い出してくださる恵みに溢れるお方であることを信じたいと思います。私自身も今、試練の中にあり眠れぬ夜を過ごしています。だからこそ、主のみことばによるさとしと導きを信頼し、「神こそわが岩、わが救い、わがやぐら」と告白し、主の救いを確信したいと願っています。
*「アントニオ」とはラテン語で大変貴重なものという意味 (2025.2.13)
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