2024年– date –
-
偉大な神の前に
説教要約主はあなたの時を堅く支え、救いと知恵と知識の富となられる。主を恐れることは、その財宝である。イザヤ33章6節 [聖書]イザヤ33:1〜24 昨夜、私たちは、月一度の連鎖祈祷の時を持ちました。 私の確信は、信じて祈るなら、主は必ずその祈りに応えてくださるということです。イエスは、「からし種ほどの信仰があれば、山に、『ここからあそこに移れ』と言えば移るのです。どんなことでもあなた方にできないことはありません」(マタイ17:20)と弟子たちに教えられました。信じて祈ることはとても大切なことです。この歳になって、日々そのことを実感させられています。 今朝は、今通読しているイザヤ書から、『偉大な神の前に』とのタイトルで、私たちが、どんなに悩み苦しみ、傷つ... -
主にある豊かさ
説教要約私を強くしてくださる方によって、私はどんなことでもできるのです。ピリピ4章13節 [聖書]ピリピ4:10〜23 このピリピ書におけるパウロの感謝と喜びは、第一に、ピリピの教会がパウロの働きのために献金を送ってくれた唯一の教会だったからです。しかも彼らは、あり余る中からではなく、貧しさの中から献げていたのです。15節に、「物をやり取りして私の働きに関わってくれた教会はあなたがただけで、ほかにはありませんでした。」と記されています。彼らのパウロに対する思いやりと愛は、彼らの信仰の行いによってしっかりと証しされていたのです。貧しい人に、「お腹がすいたでしょう」と言って、優しい言葉をかけても、「信仰も、行いがなかったら、それだけでは死ん... -
◯ Pastor Macky 72の『いのちのパン』アントニオいのち204
未分類「私を強くしてくださる方によって、私はどんなことでもできるのです。」(ピリピ4:13) 今回は、私が毎朝一日も欠かさず、朝の祈りとともに、『今朝のみことば』と題して、わずか数人の方に限定配信させていただいている内容を、この「アントニオいのち」でも配信させていただきます。・私を強くしてくださる方がいつも一緒なら、スポーツの世界なら間違いなく金メダルを取れるし、芸術の世界なら最高峰の賞を獲得できるでしょう。では、その強くしてくださる方とはだれか。それは、十字架の死を打ち破り、私たちを罪の滅びから贖い出し、三日目によみがえり、神の右に着座されたキリスト・イエスご自身です。救い主キリストが私たちの名トレーナー、名伯楽(優れた指導者)なのです... -
主の栄光のために
未分類神はみこころのままに、あなたがたのうちに働いて志を立てさせ、事を行わせてくださる方です。ピリピ2章13節 キリストにあって迎える朝がどんなに爽やかで希望に満ち溢れているかを体験されているでしょうか。それは「そんな気がしているだけ」ではなく、キリスト者の確信です。確かに、「外なる人は衰えても、内なる人が日々新しくされている」のを実感しているから言えるのです。「みことばの光」は先週末からピリピ書に入りました。パウロの「獄中書簡」の一つで、パウロがローマの獄中から、裁判の結果次第では死刑になるという状況で書かれたものです。そして、その手紙がなんと『喜びの書』と言われる「いつも主にあって喜び、喜べ」(4:4)というテーマで記されているのです。... -
全権は主の御手にある
説教要約わたしはエジプト人を、厳しい主人の手に引き渡す。力ある王が彼らを治める。イザヤ19章4節 今年もあと残すところ三ヶ月となりました。2024年後半の教会の歩みが主の御手の中で守られ祝福されるようにと祈ります。それにしても世界は様々な出来事で混乱しています。 戦争はさらにエスカレートし、自然災害も石川県の水害や米国のハリケーン被害など止むことがありません。 世界は今、聖書が記している通りに終末の様相を示しています。今、私たちが通読しているイザヤ書もまた、そのことを教えているのです。先週水曜夜の祈祷会には五人の兄弟たちが出席し、イザヤ19章から、「神の絶対的主権」について学び、「私たちが信頼すべきはこの神以外にない」ことを、声を合わせて主... -
◯ Pastor Macky 72の『いのちのパン』アントニオいのち202
アントニオいのち「たとえ山を動かすほどの完全な信仰を持っていても、愛がないなら、私は無に等しいのです。」(1コリント12:2) どんなに素晴らしい賜物を持ち、完全な信仰を持っていても愛がなければ、私は無に等しいと使徒パウロは明言するのです。きょうは、アントニオいのちの配信日で、午前三時から目が冴えてしまい、「愛すること愛されること」について思い巡らしていました。そして、このパウロのことばを思い巡らしていたのです。私は今、十字架のキリストの愛によって日々新しいいのちを抱いて生かされていることに感謝と喜びに溢れています。そして、今の気持ちを自分流に表現したのが次のことばです。「愛は生きるいのちの原動力である。」英語だと<Love is the driving force of livin... -
神の選びの恵み
説教要約有るものを無いものとするために、この世の取るに足りない者や見下されている者、すなわち無に等しい者を神は選ばれたのです。1コリント1:18,26-29 週報表紙の写真は先週月曜日の秋季聖会の様子です。講師の松元先生より『キリストのからだを建て上げる』というテーマで、第一コリント1章と12章を通して、「教会とは何か」について学ばせていただきました。 そこで、教会について、私が一番に言いたいことは、教会は本来、楽しみを供給したり、弱さを励ましたり、自尊心を育てたり、友情を育んだりする場所ではなく、何よりも第一に「神を礼拝する所」だということです。 昔、クリスチャニティ・トゥディの編集顧問であったフィリップ・ヤンシーは、この点で失敗するなら、教会は... -
◯ Pastor Macky 72の『いのちのパン』アントニオいのち201
アントニオいのち「立ち返って落ち着いていれば、あなたがたは救われ、静かにして信頼すれば、あなたがたは力を得る。」(イザヤ30:15) 今の時代、世は心騒ぐことで溢れています。落ち着いて静まることさえできない出来事でいっぱいです。どうすれば、安らぎを得、希望を持つことができるのでしょう。世の現実を見る限りにおいては、失意落胆するばかりです。冒頭の聖句は、今から2700年ほど前、ユダ王国の預言者イザヤが語ったものです。ユダ王国がこれまで助けを求めて信頼していたアッシリア帝国に裏切られ、王国存亡の危機に立たせられたとき、ユダの王とその取り巻きたちは、神に助けを求めるのではなく、南の大国エジプトに貢ぎ物をもって助けを求めるのです。そんな文脈の中で、イザヤは、... -
闇に輝く救いの光
説教要約それゆえ、主は自ら、あなたがたに一つのしるしを与えられる。見よ、処女が身ごもっている。そして男の子を産み、その名はインマヌエルと呼ぶ。イザヤ書7章14節 毎週木曜日に配信している『アントニオいのち』が節目のNo.200を迎えました。妻が生きていた2021年の正月からはじめたみことばの随想が、なんと一週も休まずに続けることができました。また千葉のサテライトチャーチの姉妹たちには「今朝のみことば」と題して毎朝「みことばと小解説」を送り、これも欠かさずに配信して一年近くになりました。かつて何をやっても三日坊主で、自分に自信がなかった私が、キリストによって変えられ、信仰歴50年を越えてもなお、毎日が新しい心と新しいいのちに満たされているのです。... -
◯ Pastor Macky 72の『いのちのパン』アントニオいのち200
アントニオいのち主に感謝せよ。主はまことにいつくしみ深い。主の恵みはとこしえまで。(詩篇136:1) 『いのちのパン』が節目のNo.200となりました。2021年からはじめて一回も休止することなく続けられています。かつて何をやっても三日坊主だった少年が成人になってキリスト信仰を持ち、180度人生が変えられました。そして、その信仰が50年過ぎた今も継続されており、いのちの希望に溢れているのです。冒頭の聖句は、神の民イスラエルが礼拝で用いる交誦賛美で、136篇全ての節の後半が「主の恵みはとこしえまで」と繰り返されているのです。天地万物を創造された神の絶対的主権とイスラエルに対する救いの御業が告白され、永遠に変わることのない神の愛と恵みが讃えられているのです。この夏、私が所...