旅路にある間、イスラエル全家の前には、昼は主の雲が幕屋の上に、夜は雲の中に火があった。出エジプト記40:38
私たちは本年4月に入ってから出エジプト記を通読するようになり、6月4日、先週の火曜日に40章を読み終え、全体を通読することができました。先週の祈祷会では40章を開きながら、出エジプト記全体を振り返り、教えられたことを分かち合いました。私自身も、今から3500年前のイスラエル民族の出来事が、不思議と自分の事のように身近に感じられ、これらかの信仰生活の大きな指針をいただきました。それは、神から離れて不平不満で心を乱すのではなく、常に主に信頼し、みことばに聞きながら、どんなことがあっても、「神の国と神の義」を第一の優先事項として主の前にあるべきことを再確認させていただいたのです。この書は、前半の出エジプトの出来事と、15章後半から最後の40章までの神と民の契約締結に分けられます。それは、神と共に約束の地を目指すスタートラインであり、旧約聖書全体の土台とも言える内容なのです。今、キリストを信じる私たちにとって、内住のキリストの御霊が神の国そのものであり、キリスト信仰の土台なのです。本日は、『神とともに生きる』というテーマで、ともに学ばせていただきましょう。
1.思い煩いと心配の中にある罠
出エジプト全体を通読して、これが約束の地へ向けて進む信仰の出発であることを確認しました。中でも32章の内容は今も頭から離れません。「民はモーセが山から一向に下りて来ようとしないのを見て…」こうして金の子牛の偶像を造り神に反いてしまうのです。
不安や恐れを持たせることがサタンの常套手段なのを自覚すべきです。
2.神とともにある喜び
私たちの心が神に向かうとき、そこには必ず、賛美と祈りが感謝とともにあふれるものです。民が神からのモーセの命令を受けたとき、心からの感謝とともに幕屋建設のために、金銀、宝石、多くの資材を自ら進んで献げ、さらには奉仕をも自発的にしたのです。ACC再建の様子ととてもよく似ています。
3.神とともに生きるとは
今の世はフェイクニュースで溢れています。東金ハウスチャーチは、リーダーがネットのフェイクニュースで神から離れてしまいました。『嘘を信じるな』(Don’t believe the lie.)という説教が東金のバックにある米国の先生から送られて、人は疲れ、弱さの中にある時にサタンに騙されるとありました。信仰とは、出エジプト記の最後にあるように神の御霊に導かれて生きることです。
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