変わらぬ土台の上に立って

イエス・キリストは、昨日も今日も、とこしえに変わることがありません。様々な異なった教えによって迷わされてはいけません。ヘブル13章8-9節

[聖書]ヘブル13:7-25    
優子姉があすなろでの生活を始めてから、水曜夜の祈祷会が五人となり、とても充実した学びと祈りのときが継続されています。主にある集まりは人数の大小ではないのですが、昔から「祈祷会が祝福されると教会は成長する」と言われていますから、心を合わせて共に祈ることはとても大切です。千葉で文枝姉と優子姉が通っていたハウスチャーチのリーダーが、「聖書には多々誤りがあるからキリストの御名によって祈ることはやめます」と言って解散宣言し、十数名いた信徒と求道者は、分裂し途方に暮れていました。そんな中で、主は優子姉と文枝姉をあすなろ教会に導き、しっかりと主の名によって洗礼を受け、永遠に変わることのないイエス・キリストを土台にして歩むように導いてくださいました。またこれまで、信仰の歩みに戸惑いを抱いていた工藤兄も、しっかりとキリストの教会に土台を据えて歩む決心をしました。
 『みことばの光』によるヘブル書の通読は、今回は本日で終わりです。
 本日は、ヘブル書の中心主題である『信仰の創始者である完成者であるイエス』から決して離れることのない信仰のあり方についてお話しいたします。

1.先人たちが持っていた共通分母
 先週水曜夜の祈祷会では、「信仰の創始者であり完成者であるイエス」、ヘブル12章2節を中心に学びました。
 ヘブル11章に列挙されている信仰の偉人たちは「望んでいること保証し、目に見えないものを確信させる」ことを信仰の土台として、信仰の生涯を全うしたのです。彼らの共通分母は、真実公正な神の約束のことばなのです。

2.神の救いと助けを信じて
 6節に、私たちは確信をもって言います。「主は私の助け手、私は恐れない。人が私に何ができるだろうか」とあります。ここで言う「私たち」とは、信仰の偉人たちに続く、キリストの十字架の贖いによって御国の相続者とされたこの手紙を記した著者とキリスト者を示しています。彼らは「神の救い(義)と神の国」の恵みを確信しているのです。

3.変わらぬ土台の上に立って
 「イエス・キリストはとこしえに変わらない」(v.8)これは、「聖書は誤りなき神のことば」という神の絶対的主権を信じ、キリストこそ信仰の完成者であると信じる私たちの信仰です。当時のユダヤ社会では律法に基づく礼拝や厳しい習慣がありキリスト信仰が大きく揺さぶられていました。しかし、今大切なのは律法を成就させたキリストです

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あすなろ福音キリスト教会 牧師

日本福音キリスト教会連合(JECA)
あすなろ福音キリスト教会 牧師
青森県十和田市生まれ
近畿大学商経学部卒&聖書宣教会(神学本科卒)

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