なんとすばらしいことよ。ヤコブよ、あなたの天幕は。イスラエルよ、あなたの住まいは。民数記24章5節
[聖書]民数記24:1-14
私たちは今、民数記を通読していて、実に多くの事を学んでいます。その一つに、神が選ばれた民と言えども、実に自分勝手で、神の前に不誠実であるかという呆れるほどの彼らの姿です。また視点を変えると、そんな民を愛しあわれみ、時にかなった必要を与え、なおも導かれる神の真実です。イスラエルの民は、荒野の40年を経て、約束の地が目前に迫りました。しかし、一つの難関があったのです。それは、ヨルダン川の東南部に位置するモアブの地を通るという事です。モアブはアブラハムの甥ロトの子孫が住む地です。
モアブの王バラクは増え広がるイスラエルの民に対して恐怖を抱き、敵対心を持っていました。そこで彼は、同族の国から占い師バラムを招き、彼らを呪って打ち負かせるようにと願うのです。バラクの報酬に心揺さぶられたバラムは、ろばの背に乗って出かけますが、剣を手にした主の御使いがろばの行く手を遮るのです。怒ったバラムがろばを三度打つと、物言わぬろばが突然口を聞いて「なんで叩くの!三度も私を打つとは」と叫びます。ここでバラムの目が開かれ、神が語ったことだけをバラクに告げる者に変えられるのです。
1.神の主権によって事はなる
「主によって語られたことは必ず実現する。」(ルカ1:45)占い師バラムとモアブの王バラクとの出来事は、まさに神がバラムを用いてイスラエルの民の知らないところで彼らを豊かに祝福される事を覚えさせられます。バラムは神の民でもなく、預言者でもなく、異教の地の有名な占い師でした。しかし、主はこのバラムを変えて用いたのです。1)
2.神の御業に感動して
私たち夫婦は先週月曜日、白鳥の飛来地、浅所海岸で白鳥の群れを見て感動しました(写真)。今朝の中心聖句は、先に三度、祭壇のいけにえの前で主のことばを語ったバラムが、荒野の民を見て、主がイスラエルを祝福しておられるのを知り感動して語ったことばです。罪深い民であるものの、神は彼らを確かに導いておられるのです。
3.なんと素晴らしいことよ
このバラムが語ったことばはイザヤも同じように語っています。「主をほめ歌え。主はすばらしい事をされた。これを全地に知らせよ」(イザヤ12:5)神の約束は、民が如何にあろうと決して変わることがありません。大切なことは、神とともにある私たちの信仰なのです。眺めているイスラエルの宿営の美しさを、バラムは霊の目で歌い上げているのです。


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