「恐れるな、娘シオン。見よ、あなたの王が来られる。ろばの子に乗って。」(ヨハネ12:15)
私たちを取り巻く社会の先行きには心配事が絶えません。さらに、国家を取り巻く世界情勢が緊迫した状況にあるなら、私たちの心は、心配から「恐れ」に変わります。冒頭の聖句は、自分たちをローマの圧政から解放してくれる、ダビデ王のような戦いに長けた力ある王の到来を待望していたユダの民たちに、いよいよその日た来たときの場面です。娘シオンとは、ユダの民全体を指しています。そして、「あなたの王がロバの子に乗って来られる」というのです。フランスの皇帝ナポレオンが腰に剣を帯びて、威風堂々と名馬に跨っている姿とはまるで違います。イエスは丸腰で、しかもロバの子に乗って、12弟子たちは歩きながら主に従ったのです。これは、権力によってではなく、柔和な心と豊かな愛によって人類を救い、真の平安と希望を与えるイエス・キリストの姿が表されているのです。*「アントニオ」とはラテン語で大変貴重なものという意味 (2026.2.12)


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