“ 主がシオンの繁栄を元どおりにされたとき、私たちは夢を見ている者のようであった。” (詩篇126:1)
あなたはこれまでの人生の中で、夢のような幸せを感じたことがありますか?
私は、キリストを信じ、50年以上になりますが、苦しみの中にあっても不思議と心に平安が与えられ、ひしひしと幸せを感じることがあります。冒頭の詩篇の表題には、『都上りの歌』とあります。イスラエルの民は、年に3回行われる「過越の祭り・七週の祭り・仮庵の祭り」という三大祭りの際に、家族や村の仲間と一緒に声を揃え、主を讃えながらエルサレムの神殿を目指して都に向かったのです。「元どおり」とは、バビロン捕囚からの解放とエルサレムへの帰還という神による奇蹟の回復を意味します。私の人生もしばしば、道を外し、家族や周囲を悲しませることがありましたが、神は愚かな私をキリストによって救いに導いてくださり、日々のみことばを通して平安と希望を与えてくださっているのです。
*「アントニオ」とはラテン語で大変貴重なものという意味 (2025.10.16)
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