“主はあわれみ深く情け深い。怒るのに遅く 恵み豊である。”(詩篇103:8)
ダビデ(詩人)は、神の本質的なご性質を思い起こしながら、その溢れるばかりの恵みを感謝し賛美しています。「あわれみ深く」とは、母親が子を抱きしめるような、深いあわれみと優しさを表すことばです。「怒るのに遅く」とは、神の寛大な性質を意味し、私たちに回復のチャンスを与えておられるのです。「恵み豊か」とは、旧約聖書全体で神の本質を意味する「ヘセド」(愛、慈しみ、まこと、誠実)を表し、神の愛が尽きないことを強調しているのです。それは、心貧しく愚かなこの私にも、溢れるように注がれる神の愛と恵みです。私は、毎日、目覚めてすぐに、天の父なる神と御子イエスの十字架の恵みを覚えながら、「私が滅び失せなかったのは主の恵みによる。主のあわれみは尽きないからだ」と哀歌3:22を口ずさみ、主イエスの父なる神に感謝し、主のみことばによる導きを待ち望んでいます。
*「アントニオ」とはラテン語で大変貴重なものという意味 (2025.9.4)
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