“ 神にとって不可なことは一つもありません。”(ルカ1:37)
昭和の日本ロック界の草分け的存在で、後にクリスチャンになり、ゴスペルシンガーとなり、牧師になった故小坂忠さんの最後の曲に、『私は奇跡を信じる』があります。その歌詞に「私は信じる。今でも奇跡はあると」とあります。まさに彼がクリスチャンになること自体が奇跡でした。愛娘が幼い時、頭から熱湯をかぶり大火傷したとき、クリスチャンであった妻の祖母と教会の祈りによって奇跡の回復をし、彼もまたイエス・キリストを信じ、牧師にまでなってしまうのです。この私自身も、幼少時代、気管支炎や結核を患い、いつ死んでもおかしくなかった存在でした。しかし、クリスチャンの母の祈りで奇跡の回復をし、さらにはプロボクサーになり、牧師になっているのです。冒頭の聖句は、御使いガブリエルが、乙女マリアに「あなたはみごもって、男の子を産みます。名をイエスとつけなさい」と告げたものです。私も信じます。「神には不可能なことはない」と。
*「アントニオ」とはラテン語で大変貴重なものという意味 (2025.7.24)
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