◯ Pastor Macky 72の『いのちのパン』アントニオいのち225

たとえ私たちの外なる人は衰えても、内なる人は日々新たにされています。」(II コリント4:16)

 ドイツの精神科医ポール・トウルニエの著書、『人生の四季』の中で、ポール氏は「人間の生では、秋にさえ春が来ることがある」と書き述べています。実際に、彼が関わった80歳を超える老教授がキリスト信仰に導かれ、「私は自分が、今生まれたばかりのみどり児のような気がする。私の人生はいま始まったのだ」と神との出会いによる心の変化を口にしたというのです。私は三日前に72歳の誕生日を迎えました。人生の四季に例えるなら、すでに秋のただ中に生きているのですが、私の心は、新芽が息吹く春の季節を迎えている気分なのです。これと同じことを四年前、妻が天に召される一ヶ月前に、この随筆に記しました。なんとあれから四年経った今も、私の心の新しさは少しも衰えていません。「だれでもキリストのうちにあるなら、その人は新しく造られた者。」素晴らしい特権です。

*「アントニオ」とはラテン語で大変貴重なものという意味          (2025.3.13)

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あすなろ福音キリスト教会 牧師

日本福音キリスト教会連合(JECA)
あすなろ福音キリスト教会 牧師
青森県十和田市生まれ
近畿大学商経学部卒&聖書宣教会(神学本科卒)

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