“ああ、人を喜ばせる愛よ。あなたはなんと美しく、麗しいことでしょう。”(雅歌7:6より)
これは、ダビデの子、賢者ソロモンの雅歌の一節です。
『雅歌』とは、英語訳では、「Song of Songs]とされ、『歌の中の最も優れた歌』という意味です。言い換えれば、「雅やかな歌」と言えるでしょう。神とイスラエルの関係を、愛する人との関係になぞらえて、その恋の切なさ、愛の喜びを歌っているのです。この節の「あなたはなんと美しく、麗しいことよ」とは、どんなに美しい女性が多くいたとしても、あなただけが私の最も愛する人であり、あなたを恋慕うその思いは、私の喜びとなり、心の潤いとなると歌っているのです。これは、現代に適用するなら、救い主キリストと教会の関係であるとも言えるでしょう。私たちの神は、天地万物を創造された唯一絶対の神です。その神が私たちを恋い慕うほど愛してくださっているのですから、私たちは、その主の愛に包まれて、いつも喜び、感謝をもって主を賛美し、讃える者でありたいと願います。
*「アントニオ」とはラテン語で大変貴重なものという意味 (2025.1.30)
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