「何事でも、自分にしてもらいたいことは、ほかの人にもそのようにしなさい。これが律法であり預言者です。」(マタイ7:12)
新年二日目の早朝、まだ布団に入って寝ていた時間に、家の外で車が雪にハマって身動き取れないでいる様子がエンジンの回転音やタイヤの空回りの音で知らされた。窓の外を見ると大雪で、一台のタクシーがスタックして身動き取れないでいた。外は大雪で、しかも氷点下、「どうしたものか…。」と考えていたら、私の心は、冒頭のみことばに押し出され、すぐに起き上がり、厚着をしてスコップを手に外に出た。男性がもう一人外に出ていたので、二人がかりで雪を掘り起こし、車を押して、ようやく脱出させた。運転手さんは、「こんな朝早く、ほんとうにありがとうございました」と言って、感謝して走り去った。今朝の聖句は、「黄金律」(The Golden Rule)と呼ばれるようになり、世界中の人々に絶大な影響を与えてきた。逆に言えば、「自分が嫌なことは、他のだれにもしてはならない」とも言えるのです。
*「アントニオ」とはラテン語で大変貴重なものという意味 (2025.1.2)
コメント