「主によって語られたことは必ず実現すると信じた人は、幸いです。」(ルカ1:45)
これは、マリアの親類であるエリサベツが、おとめマリアが救い主をその身に宿したことを知り、彼女に向かって語ったことばです。新改訳第3版では、「実現すると信じきった人は」と訳されています。
この前提には、「神にとって不可能なことは何もありません」(ルカ1:37)と、御使いがマリアに語ったことばにあります。私たちキリスト者は、礼拝の中で『使徒信条』を通して、「おとめ(処女)マリア」から救い主がお生まれになったことを告白しています。もうすぐクリスマスがやって来ます。世界中でクリスマスがお祝いされますが、このクリスマスの主イエスを、「私の救い主、わが神、わが主」として信じている人はどれだけいるでしょう。悲惨な戦争、凶悪な事件、裏切り、貧困など、悲しみが癒えることのないこの世界です。しかし、御子を信じる者が一人として滅びることなく、永遠のいのちを持つことを、聖書は世界に語っておられるのです。
*「アントニオ」とはラテン語で大変貴重なものという意味 (2024.11.7)
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