「あなたは、私を諭して導き、後には栄光のうちに受け入れてくださいます。」(詩篇73:24)
この詩篇のみことばは、今から38年前のお正月に、京都のビジネスホテルの一室で、キリスト者として神学校への献身を求め、主のみこころを求めて祈っていたときに、閃きのように与えられたものです。あれからすでに38年が経過しました。37歳で神学校を卒業し、ふるさと青森で伝道者としての働きを始め、68歳のときに妻に先立たれ、70を過ぎた今も現役として働きを続けています。愚かで失敗だらけの牧会生活ですが、苦難の中にあるとき、不思議とこのみことばに戻され、「主が私を諭して導き、栄光のうちに受け入れてくださる」という確信が与えられるのです。残された人生があとどれくらいかは、神のみぞ知るわけですが、これからも諭し続けられ、主が、「もうこれでよし」とされるまで、主の前にへりくだって、みことばに使える者でありたいと願っています。今も私を導いておられる偉大な神に、心からの感謝をささげます。
*「アントニオ」とはラテン語で大変貴重なものという意味 (2024.7.18)
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