「見よ、わたしは新しいことを行う。今、それが芽生えている。」(イザヤ43:19)
このことばは、今から2700年ほど前、敵の脅威の中で、四面楚歌の中にあるイスラエルの民に向かって、預言者イザヤによって語られた主のことばです。私たちの人生にも私たちを取り巻く様々な困難があります。そんな状況下で、イザヤは声を大にして「見よ、わたしは新しいことを行う」という主のことばを語るのです。それから700年ほどして、このイザヤの預言は成就します。それは完了形で、「見よ、すべてが新しくなりました。」(2コリント5:17)と使徒パウロが力強く語ります。しかし、それは条件文であり、「だれでもキリストのうちにあるなら、その人は新しく造られた」(同)というのです。英語なら、<if anyone is in Christ, the new creation has come.>となります。「キリストのうちにあるなら」なのです。預言者イザヤは、その新しさについて、「荒野に道を、荒地に川を」と言いました。キリスト者のうちにはいのちの泉があふれているのです。
*「アントニオ」とはラテン語で大変貴重なものという意味 (2024.6.20)
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