「実に、キリストこそ私たちの平和です。キリストは私たち二つのものを一つにし、ご自分の肉において、隔ての壁である敵意を打ち壊し、様々な規定から成る戒めの律法を廃棄されました。こうしてキリストは、この二つをご自分において新しい一人の人に造り上げて平和を実現し、二つのものを一つのからだとして、十字架によって神と和解させ、敵意を十字架によって滅ぼされました。」エペソ2:14-16
実に、キリストこそ私たちの平和です。」(エペソ2:14)
このたび私は、旭川の教会に講師としてお招きされ、『聖書が語る神の愛』というテーマでお話をさせていただいた。背後の積み上げられた豊かな祈りにより、聖霊に押し出されるように、神の愛について語らせていただいた。同労の牧師ご夫妻、教会の執事、兄弟姉妹たちとの交わりの中でも、私たちはキリストにあって一つの家族、兄弟姉妹であることを実感させていただき、あらためてキリストの十字架の愛と恵みの豊さに感動させていただいた。新しい方々が十名ほど集い、兄弟姉妹のご家族も参加されたという。そのような中、また新たな戦争が勃発し、一瞬のうちに多くの尊いいのちが失われている。キリストによって神との和解を得た私たちは、今こそ「地の塩、世の光」として、隔ての壁を打ちこわす平和の使者としての務めを担う者でありたいと願います。キリストの愛こそが、私たちに和解と平和をもたらしてくださるのですから。
*「アントニオ」とはラテン語で大変貴重なものという意味 (2023.10.12)
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