「わたしが来るときまで彼が生きるように、わたしが望んだとしても、あなたに何の関わりがありますか。あなたは、わたしに従いなさい。」 (ヨハネ21:22)
「あなたはわたしを愛するか」と三度繰り返し復活の主に問われたペテロは心を痛めて、「主よ。あなたはすべてをご存じです」と言い、主への愛を伝えます。しかし、人間は弱く愚かなもので、ペテロは自分のすぐ後ろにいたもう一人の弟子(ヨハネ)が気になり、「主よ。この人はどうですか」と問うのです。これは、今も変わらない私たち人間の弱さです。人のことが気になり、自分を見失うということがあるのです。しかし、愛と恵みの主は、弱く罪深い「私という存在のため」に十字架の愛を示され、溢れるばかりの恵みを注いでくださったのです。それゆえに、「あなたはわたしに従いなさい」(You must follow me.)と仰せられるのです。
強い語調のことばです。他のだれでもない、あなたはわたしになのです。
*「アントニオ」とは、ラテン語で大変貴重なものという意味 (2022.9.9)
あすなろ福音教会ホームページ/https://asunaro-fukuin.org